肩の症状 肩に関する症状リスト
四十肩、五十肩
【症状】四十肩、五十肩
【対象】四十代以上
四十肩の原因の大半は、動かさなかったことによる硬縮
(硬く縮こまっていること)です。
使いすぎではありません。
昔から「大工に四十肩はいない」といいます。
トンカチで振り上げて釘を打っていると、かなり肩を使っていますよね。
現代の生活では肩より上に腕を上げる日常動作はほとんどありません。
洗濯物を干す時くらいでしょうか。
家事の中で一番カロリー消費量が高いのが、掃除機をかけることだそうです。
現代人はそれくらい、日常生活の中で運動をする機会を失ったみたいです。
特別にスポーツをしない限り、年単位で肩より上に腕を上げることは無くなってしまいました。
それである程度の年齢の時に、肩を上げる動作をしたら「痛い」と言って来院されます。
それは当たり前ですよね。何年も使っていないのですから。
いろいろと石灰沈着とかありますが、それが原因のほとんどです。
ただケガではないので、軽い痛みであれば、痛くても動かした方がいいです。
四十肩の場合ある日突然「激痛」ということはありません。
最初は軽い痛みだったと思います。
でも、痛いから、これは動かしてはいけないのかなと思い、あまり動かさず、でも放っておけば自然になるのかなと思っていたら、痛みが増し、腕も上がらなくなってから来院される方がほとんどだと思います。
要は、動かさなかったことにより、痛みが助長しているのです。
それなので普段から 肩は意識的に動かすことをお勧めします。
【対策 日常】
・軽度であれば痛くてもなるべく動かすようにする
・急性期であれば安静にする
【対策 整骨院での治療】
四十肩は急性期であれば「激痛」が伴いますので、動かさかったことにより、肩周りの筋肉がかなり硬くなり、しかも筋力(筋肉)が落ちています。
この肩周りの筋肉(腱板)の緊張をとり、太くしていくことが一番いいです。
元々、肩関節は構造的に弱い関節です。
周りの方で肘や手首や股関節が脱臼したというのはあまり聞きませんが、肩が脱臼したというのは聞いたことがあると思います。
肩関節はインナーマッスル(腱板)という、細いいくつもの筋肉で押さえられています。
でもその筋肉はかなり細く弱いのですね。
ですので、傷めやすいし、細く痩せやすいのですね。
元々が細いですから。
筋肉の奥まで届く高電圧治療器で4つあるインナーマッスルそれぞれに電圧を流していきます。
そこで引っかかりを出している筋肉を特定し、電圧をその筋肉のみに流しながら肩を動かしていきます。
そしてその特定した筋肉のみにIDストレッチをかけていきます。
IDとは individual (個別)という意味です。
関節と関節の間も空けて楽になります。
これを繰り返し、その後リハビリも行っていきます。
よくプロ野球選手がゴムのチューブで行っているトレーニングです。
プロ野球選手といったらものすごく体の大きな人ですが、それでもあんな薄いゴムでトレーニングをします。
それくらい細い筋肉なんです。
リハビリというと人にやってもらって動かしていると良くなる、と思いがちですが、リハビリとは自分の脳と神経を再教育することです。
若い人でも数日ベットの上で寝たきりで入院をすると、ふらふらして上手く歩くことが出来ません。
ケガをして固定していた後も上手く動かすことが出来ません。
これは、脳が使い方を忘れてしまったんですね。
でも今までは、上手に出来ていたので、脳の中にその上手に使っていた部分は残っています。
それを思い出させてあげて、神経に上手くつないであげて、エンジンである筋肉もまた元の太さに戻してあげて、柔軟性も戻してあげるのがリハビリです。
大事なことは、自分の脳と神経を使って自分で自分の体を動かしてあげることです。
肩こり
【症状】肩こり
肩こり、頭痛
(1)頭が痛くて、病院に行っている
(2)肩こりと頭痛は関係ないと思っている
(3)肩こりは治らないと思っている
(4)肩や首のある部分だけに痛みがある
女性に肩こりが多いのはなぜ?
頭痛は肩こりからおきています。→ 頭まで痛くなってくる方はこちらを読んで下さい。
なぜ?
肩こりは女性に多いのでしょう。
欧米人にもあまり肩こりの人が多いとは聞きません。
肩こりの理由
(1)欧米人で肩こりってあんまり聞きませんね。
筋肉の量が少なくて、なで肩になり、筋肉が引き延ばされているからなんです。
これが女性に肩こりが多く、筋肉量の多い欧米人に肩こりが少ない理由です。
レントゲンを撮ってみると、筋肉量が少ないかたは、本当に鎖骨がハの字に下がっています。
これはものすごく稀少な写真です。
なので年がら年中、首から肩への筋肉(主に僧帽筋)が、ひっぱられ引き延ばされています。
これが肩こりです。
ソファーに腰掛けて両腕を背もたれに乗っけてみて下さい。
肩が楽じゃないですか?
このままの状態を保てていたら肩は凝りません。
鎖骨も上がった状態になっています。
ただそのまま生活するのも無理なので施術と運動療法が必要になってきます。
ただこれを施術を受けないで放置しておくと
当然周りの筋肉も固くなり→関節の動きも悪くなる→よけい動かさない→血流も悪くなる→より肩が凝る
(2)一日5kgの重りを持っていて下さい?
頭の重さは何キロだと思いますか?
5~6kgあるそうです。
手に5kgの物を1日中持っていられますか?
無理ですね。
でも、首と肩はそれを休まずにやっているんです。
頭を支えているのは首ではなく肩です。
クレーン車を思い描いて下さい。
たまに、ニュースで、クレーン車が工事現場で主さに耐えきれず倒れているのを見ます。
でも、クレーン車のアーム(人間の体でいうと首の部分)が折れているのを見たことはないですよね。
頭を支えているのは根本の部分です(人間でいうと肩です)。
ここに負担がかかります。
それが肩こりの原因です。
不良姿勢が肩こりの原因の一つです。
筋肉の緊張をとる施術を受け、楽になっても、また不良姿勢をとっていると肩が凝ってきます。
正しい姿勢指導を受けて下さい。
それには、上手に腹筋と背筋を使うことです。
(3)肩こりにならない姿勢って何?
猫背のデパートの店員さんや、ホテルマンてあんまり見ないですよね。
というか、そんなデパートやホテルへ、あんまり行きたくないですよね。
店員さん達は、腹筋と背筋を上手に使っているんですね。
そう言うと「わたし全然腹筋がない!」って言う人がよくいます。
大丈夫です。
腹筋は、皆さん必ずあります。
店員さん達も、特別に家に帰って腹筋トレーニングをしてはいないですよね。
結論から言うと「意識」だけです。
ヨガやピラティスで鍛えているような体の奥の腹筋です。
部活でやらされたような、一回一回起きあがる時に使う表面的に触れる腹筋は姿勢保持には使いません。
そこを上手に使えるよう「正しい体の動かし方」を指導させていただきます。
筋肉の緊張をとり、ゆがみを矯正し、それを保持するいい姿勢「正しい体の動かし方」で肩こりとはさよならしましょうね。
【対策 日常】
・PC等で同じ姿勢をとり続けない(たまにのびをしたりストレッチをする)
・重いものを持ち続けると筋肉が伸ばされるので長時間は避ける
・マッサージをする
・お風呂やぬれタオルで温める
・姿勢に気を付ける
【対策 整骨院での治療】
どうするとよくなるの?
痛みをとって、ゆがみを元に戻すことです。
筋肉の緊張をとっていきます。
それには、高電圧電気施術+IDストレッチ+指圧です。
高電圧電気治療器は、筋肉の奥10cmまで届きます。
緊張の出ている筋肉だけを、直接ストレッチします。
それがIDストレッチです。
指圧で触れる表面的な筋肉をほぐします。
ジコサポ保険整骨院でも、もちろんマッサージや指圧をしますが、それだけでは触れられる、浅い筋肉の緊張しかとれません。
ただ、筋肉の緊張がとれたとしてもゆがみはそのままです。
なので時間が経てばまた元に戻ってしまいます。
よく「やってもらった時はいいんだけど、家に帰ると元に戻っちゃうんだよね。」と言う人がいますが、その通りです。
元に戻ってしまいます。
整体でゆがみを矯正していきます。
それを保持するための「正しい体の動かし方」でいい姿勢を保持することです。
高電圧電気施術 +IDストレッチ + 整体+姿勢指導で肩こりの根本施術をしていきます。
これがジコサポ保険整骨院だけで行っている独自の施術です。
スポーツ(ゴルフ、野球)、腱板損傷
【症状】腱板損傷
【対象】スポーツ選手
これはスポーツ選手に多いですが、それにかかわらず傷めて来院される方が非常に多いです。
これは、ボールの遠投等、一発で壊れるケガです。
股関節で1発思い切りボールを蹴ったら壊れたとか、そういうのは少ないですが、元々肩関節は、構造的に弱い関節です。
1発で壊れます。
周りの方で、肘や手首や股関節が脱臼したというのは、あまり聞きませんが、肩が脱臼したというのは聞いたことがあると思います。
肩関節は、インナーマッスル(腱板)という細いいくつもの筋肉で押さえられています。
でもその筋肉はかなり細く脆弱なんですね。
ですので、傷めやすいし、細く痩せやすいんですね。
元々が細いので、その細い筋肉が一発で(挫傷)壊れてしまうんですね。
もちろんすぐに治療を受けた方がいいですが、軽い痛みであれば痛くても動かした方がいいです。
突然「激痛」ということはあまり無いと思います。
激痛だったら傷めたときに、脱臼する程か、または脱臼するくらいの力で、人がぶつかってきたとか、自分が飛ばされたりしたと思います。
そうなれば、「腱板断裂」して手術の適用です。
ただ自分の力のみで、ボールを投げたりとか程度なら、激痛を伴うような「断裂」したりすることはありません。
最初は軽い痛みだったと思います。
でも、痛いからこれは動かしてはいけないのかなと思い、あまり動かさず、放っておけば、自然に治るのかなと思っていたら、痛みが増し、腕も上がらなくなってから来院される方がほとんどだと思います。
ケガだと言いましたが、臨床経験から言うとこの痛みのほとんどは、動かさなかったことにより硬くなったり、筋肉が落ちてしまった、「2次痛」です。
ケガは必ず自然治癒します。
人体で、一番ひどいケガ「大腿骨の骨折」でも12週間で治ります。
しかし、腰でも肩でも12週間以上どころか 何年も痛がっている方はたくさん見受けられます。
どういうことかというと、ケガは治っています。
何年も治らないケガはありません。
何年も傷口が閉じない方にあったことがありません。
筋肉の緊張と 関節そのものが硬くなっていたり、筋肉が落ちて「2次痛」を出しています。
それが痛みの原因であることが多いです。
それなので肩周りの筋肉(腱板)の緊張をとり、太くしていくことが一番いいです。
【対策 日常】
・軽度であれば痛くてもなるべく動かすようにする
・急性期であれば安静にする
【対策 整骨院での治療】
これはケガなので、急性期には先ずはアイシング(冷やすこと)です。
よくプロ野球でピッチャーが試合終了後にやっているあれです。
簡単に言うと体の中で、出血しているということです。
通常以上に、体が伸ばされているので筋繊維や筋膜、靭帯等が伸ばされて断裂して出血しています。
体表(体の皮膚)でも伸ばされすぎれば 洋服が破けるのと一緒で皮膚が裂けて出血しますよね。
よっぽど伸ばされればという話ですが、体表(体の皮膚)も体の中も同じ人間なので同じことが起きます。
要は、切れて出血するということです。
なのでケガをしたときには、出血を止めます。
それには、アイシング(冷やすこと)をして下さい。
アイシングはいつ、どれ位したらいいのかというと?
受傷後、3分以内15分ほどです。(これはいくらやっても構いませんが一応目安としてはこれくらい)という意味です。
3分というのは驚きかもしれませんが、よく考えると体表(体の皮膚)でもそれ位したら、血は止まりますよね。
血が止まって傷口が閉じてから冷やしても、それは意味がないですよね。
先ずはこれをやります。
そして同時に最新の治療機器で微弱電流を流します。
微弱電流とは何かというと……?
ケガが治る信号を、その部分に機械を使って流すということです。
解説すると、なぜケガが治るのかというと?
ケガをした部分に、そこはケガをしていて酸素や栄養がたくさん必要だからそこに救援物資がたくさん必要だから送ってね、と脳から微弱電流を流すそうなんです。
その微弱電流をより体表から、最新の治療機械によって流し、治癒を促します。
これにより除痛も出来ます。
そして腫れもとっていきます。
なぜかというと?
腫れの大きさと痛みは比例するからです。
なのでケガをしたらすぐに治療を受けることが凄く大切です。
予後が全然違います。
やはり放っておけば治るかと思ったけど、痛みが取れないので来院したという方が凄く多いです。
放置しておくと、そこはどういう状態になっているのかというと「瘢痕化」が起きています。
「瘢痕化」とは何かというと?
固く固まってしまっているということです。
手術でいうと「癒着」です。
切れて出血した場所が、自然治癒でくっついて「溶接」のようになっています。
そこは固くなっています。
溶接なので柔軟性はありません。
さらに筋肉の緊張を引き起こし、筋緊張による新たな「痛み」を引き起こします。
「2次痛」です。
アイシング+微弱電流から→筋緊張をとるための高電圧治療→リハビリそして原因である「正しい体の動かし方」を指導していきます。
治療方法紹介
スポーツ(ゴルフ、野球)、腱板損傷について当院では以下のような治療をしています。